猫に酸化したキャットフードを与えないために見極め方を知っておきましょう

キャットフードの酸化

飼い主が気を付けるべきことの一つに、キャットフードの酸化があります。
酸化したフードを猫ちゃんに与え続けると、健康を害する可能性が高くなってしまいます。
愛猫の健康を維持できるかどうかは、飼い主の知恵によるところが大きいのです。
猫ちゃんを楽しく長生きさせてあげたいなら、キャットフードの酸化には注意するように心がけましょう。

酸化したキャットフードは猫に良くない

キャットフードが酸化すると、栄養価や品質などがガタ落ちします。
そんなフードを猫ちゃんに食べさせれば、嘔吐や下痢などの症状が出てしまうこともあるので要注意です。

もちろん、本来の美味しさが失われ、匂いも変化してしまうので、愛猫が口をつけないことも多いでしょう。
酸化したキャットフードは、猫ちゃんの体内で過酸化脂質に変わり、血液中のコレステロールの割合を増やします。

そのため、ガン発症や動脈硬化の原因になることもあり、危険です。
愛猫の体の老化を早めてしまうこともあるため、酸化したキャットフードは猫の体に害悪です。

どのくらいの時間でキャットフードは酸化するのか?

市販のキャットフードは、開封したらなるべく早く猫ちゃんに食べさせましょう。
多くの場合、ドライフードなら約1ヶ月、ウェットフードであれば1日も経てば酸化してしまうからです。

特に、エサ皿に盛った後のキャットフードは、30分以上の時間を経ることで有害な細菌も繁殖し始めます。
そのようなフードを愛猫に与えていれば、病気になってしまう確率が飛躍的に高まります。

猫ちゃんの健康を維持するためには、できる限り酸化したエサを与えないのがおすすめです。
市販のキャットフードは、夏の暑い季節には傷みやすくなるので、夏場は比較的涼しい場所に保管するなどの対策を取りましょう。

酸化したキャットフードの判断の仕方

では、キャットフードが酸化しているかどうかは、どうやって判断すれば良いのでしょうか?
ここでは、ドライフードとウェットフードの2タイプに分けてお伝えしましょう。

酸化したドライフードの特徴とは?

愛猫がフードの匂いを嗅いでみて、食べずに放置した場合は、おそらくすでに酸化しています。
猫ちゃんは鋭い嗅覚の持ち主なので、嫌な匂いのするエサは食べようとしません。

また、エサ皿に盛ったまま、半日以上の時間が経ってしまった場合にも、もう残っているフードは捨てた方がいいでしょう。
手で触ってみたら、何となくベタついた感触がある場合も、酸化が進んでいる可能性が高いです。

酸化したウェットフードの特徴とは?

特に、ウェットフードはエサ皿に盛ったまま1日経ってしまったら、もう捨てるようにしましょう。
匂いや色が変わっている場合も、酸化しているサインとなります。

もともとウェットフードは水分を含んでいるので腐りやすい性質を持っています。
よく注意して、腐ったエサを猫ちゃんに与えないように気を付けましょう。

キャットフードの酸化を遅らせる方法とは?

開封したキャットフードはどうしても空気に触れてしまうので、酸化を完全に防ぐことはできません。
しかし、いくつかの方法を用いることで、なるべく酸化を遅らせることは可能です。

市販の真空パック器に入れて保存する

キャットフードの酸化防止にもっとも効果的な方法です。
真空パック器を使って残った猫エサを保存することで、酸化をだいぶ遅らせることができます。

手軽に自宅で真空パックできる機器は、Amazonなどのネット通販でも手軽に購入できます。
ただし、1万円近くと高価な場合も多いのでその辺が問題です。

タッパーなどに小分けにして冷蔵庫に保存する

もっとも手軽な保存方法がタッパーなどに入れておくことでしょう。
冷蔵庫に入れて冷やしておけば、ある程度酸化するのを防げます。

できれば、1日分ずつタッパーに分けて、冷凍保存してしまいましょう。
猫ちゃんに与える前日に、冷蔵庫に移動させて自然に解凍するのがおすすめです。
愛猫が食べる前には、レンジで少しチンしてあげれば大丈夫です。

ウェットフードは開封したら1日で食べきるようにする

開封すると同時に酸化が始まるのがウェットフードです。
水分が多いため、ドライフードに比べて腐りやすいといえるでしょう。

ですので、少なくとも1日に猫ちゃんが食べきれる量だけを開封し、残したい場合は別の容器に入れて冷蔵庫などで保存するのがベストです。

保存方法については「キャットフードは鮮度が命!元気に食べてもらうための保存方法」でも詳しく紹介しています。

キャットフードには酸化を防ぐ酸化防止剤が入っている

市販のキャットフードには、製造メーカーが酸化防止剤を入れている場合が多いです。
そうしなければ、腐りやすくなって商品として流通できないなどの理由があります。

ただし、プチルヒドロキシアニソールのように、アメリカの実験で発がん性が認められている危険な酸化防止剤もあるので注意が必要です。
最近は、このような危険な薬剤を使うメーカーは日本でも減ってきています。

しかし、何しろ日本にはペットが食べるエサの添加物には、厳しい規制がないのが現状です。
飼い主が賢くなって、危険な薬剤の入ったキャットフードを愛猫に食べさせないように注意するしかないのです。

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