かわいいわが子が美味しそうに食事をするところを見るのは飼い主冥利に尽きるもの。
キャットフード「ミャウミャウ」のパッケージは、まさにニャンコが「おいしいよ~」と言っているようです。
実際にはどのようなフードなのでしょうか?
キャットフードお品書き♪
キャットフード「ミャウミャウ」の特徴や成分等
ミャウミャウの売りにするポイントは「a-iペプチド」を配合しているところ。
a-iペプチドはタンパク質がアミノ酸に分解される途中でできる物質です。
この物質のおかげでミャウミャウは消化吸収に優れ、嗜好性も高いフードになっています。
また、過剰に摂取すると尿トラブルにつながりやすいマグネシウムの含有量を抑え結石予防効果が期待できる点、皮膚と被毛の健康のケアにも特化している点は評価できるでしょう。
しかしながら、原材料の中で最も多い割合を占めるのは「穀類」であるのが気になります。
元来肉食動物である猫にとって穀類は消化の負担になりやすく、採り続けることでアレルギーにつながるケースも。
また、「まぐろ味」の由来と思われる原料「魚介類」もよく見るとフレッシュなお魚ではなはく、「魚粉・フィッシュエキス」とあります。
これらの表記からだけでは、本当は何の魚が使われているのかは分かりません。
もしかしたら、「まぐろ味」と言ってもまぐろは使われていないかもしれません。
キャットフード「ミャウミャウ」の良い所
ミャウミャウの良い点はなんと言っても「結石予防」効果が期待できるキャットフードという点です。
元々猫の祖先は水の少ない砂漠で暮らしていました。
現在も猫たちは水をあまり摂らなくて済む体質なのですがそのためにおしっこ関係のトラブルに見舞われることもしばしば……
特に男の子はおしっこがつまりやすく、膀胱炎などを起こしやすい傾向にあります。
こうした病気は時には重篤な症状に至ることもあるため、ぜひ気をつけなければいけません。
ミャウミャウはおしっこトラブル対策の第一歩、入門編としては利用価値があると言えるでしょう。
また、着色料などの添加物が使われていない点も好印象ですね。
少量ずつのパッケージになっているので劣化しないうちに食べきれるように工夫されている点も飼い主さんとしては助かりますね。
キャットフード「ミャウミャウ」の原材料で気になる点、不要な物について。安全性は?
ただし、すでに述べたように「穀類」がメインのキャットフードである点が気になります。
また、原材料には「魚粉」のほかに「肉類」として「チキンミール・チキンレバーパウダー等」のノンフレッシュミートが使われています。
「パウダー」「ミール」には何かを粉状にしたものという意味があるのですが必ずしも肉そのものが使用されているとは限らないので注意が必要です。
毛、羽根、時にはくちばしや内臓など、栄養をほとんど含まない副産物が用いられている場合もあります。
さらに、ペットフードに見られる特有のあいまい表現のひとつである「動物性油脂」が使われているのも見過ごせません。
どういった油脂なのか正体が分からないだけでなくそもそも動物性の油脂というのは酸化しやすいものですからそれを抑えるために強い人工的な酸化防止剤が使用されている危険性も考えられるからです。
こうした点を考えると、「ミャウミャウ」の安全性に花丸をつけるわけにはいかないかもしれません。
ミャウミャウの評判は?実際にあげている人の声を紹介
愛猫に実際にミャウミャウを与えている人はいるのでしょうか?生の口コミの評判をご紹介します。
【良い口コミ】
着色料・保存料無添加のところが気に入っています。うちの子は猫下部泌尿器症候群なのですが、ミャウミャウにしてからおしっこがつまったことはありません。
尿トラブルのある猫ちゃんには適したフードのようですね。
一方で、あまり評価の高くない口コミもありました。
【悪い口コミ】
周囲で評判が良かったので購入してみたものの、一口も食べませんでした。食にこだわりが強いうちの子が食べないということは何か良くない成分があるのかも?と思いもったいないですが開けてすぐに捨ててしまいました。
主原料が「穀類」というのはいかがなものでしょうか。国産メーカーのフードの中ではそれなりのお値段なのに、穀類……。あまり栄養バランスがとれたキャットフードとは思えませんでした。
やはり、原材料の品質やバランスの偏りが気になる飼い主さんも多いようです。
ミャウミャウの評価をまとめてみました!賢い使い方は?
ミャウミャウについてまとめると、やはり「穀類」や「ミール」が使用されている点が気になります。
ただし全体として、「食いつきはいい」という声も聞かれました。
また、人口添加物が使用されていない点は高評価です。
このキャットフードを食べるようになってから実際に尿トラブルから解放された子もいるようなのでメインのフードとしてではなく、キャットフードのローテーションの一つとして使うのであればそれなりに利用価値の高いキャットフードと言えそうです。