可愛いニャンコたちに、良質なフードを食べて健康でいてほしいというのは飼い主さんの願いですよね。
猫は元々肉食の動物で、穀物を始めとする炭水化物の消化が苦手だという研究結果が最近報告されています。
そんな中注目を集めているのが、ドイツの老舗キャットフードメーカー、boschです。
今回は、bosch社のキャットフード「ザナベレ 」について詳しくご紹介します。
キャットフードお品書き♪
キャットフード|ザナベレの特徴と成分
bosch社では「キトン (0歳から1歳、成長期の猫と妊娠猫、授乳中の猫用)」や「デンタル (1歳以上の成猫用。歯のクリーニングとケア)」など猫たちの年齢と食事で改善したい目的に合わせた複数のフードを製造しています。
中でも今回ご紹介する「ザナベレ ウリナリー+ グリテンフリー」はurinary=尿という言葉が意味するとおり「1歳以上の泌尿器系に敏感な猫用」に特別に開発されたキャットフード。
その最大の特徴はフレッシュなチキンを主原料の20%以上と豊富に含んでいながらにしてタンパク質の含有量を一般的なプレミアムフードよりも抑えている点にあります。
祖先が砂漠に暮らしていた猫たちは、元々尿をあまりしない生き物です。
特に男の子は膀胱炎など泌尿器系の病気にかかりやすい傾向にあります。
しかし、タンパク質と、マグネシウムなどのミネラルの量を抑えることによって猫の尿中の代謝産物を減少させ、尿排出器官と腎臓への負担を減少させることができます。
こうした負担を減らしてあげることで、病気のリスクも減らすことにつながるのです。
さらに「ザナベレ ウリナリー+」はグルテンを含む穀物を使用していないのでフードに敏感な猫にも最適な配合となっています。
ザナベレの「ウリナリー+ グリテンフリー」の原材料に不要な物はあるの?安全性は?
成分に関してお伝えしたように、ザナベレ「ウリナリー+グルテンフリー」は人間が食べることのできるヒューマングレードの高品質な原材料を使用し天然の素材から猫たちがバランスよくビタミンやミネラルを摂取することができます。
そして、猫の食物アレルギーの原因となりやすい「グルテン」を含まないのが良い点です。
すべてが厳選された素材であり、原材料に含まれる「レバー粉」などのパウダーも自社加工。
人口添加物も一切使われていないため、安全性の点で不安な面はないと言えるでしょう。
ただし一つだけ注意してほしいのが、「ウリナリー+グルテンフリー」は泌尿器系の病気を持つネコちゃんのケアを目的としたキャットフードだということです。
上にも書いた通り、おしっこ関係のトラブルを軽減するためにウリナリーはタンパク質低めの処方となっています。
そのため、泌尿器や腎臓系の病気を持っていない猫ちゃんには栄養不足になってしまう可能性もあります。
ザナベレ「ウリナリー」を検討している飼い主さんは、愛猫の健康状態に合わせて与えるようにしてくださいね。
キャットフード|ザナベレの口コミ、良いものも悪いものも徹底紹介!
それでは、ザナベレ「ウリナリー」の評判について、良い口コミから悪い口コミまでご紹介します。
まずは良い口コミを3件連続でお伝えします。
【良い口コミ】

開けた途端に本当にナチュラルなフードだと実感できる香り。猫たちの食いつきもよく、ザナベレをあげてから目がキラキラしているようです。余分な穀物を含まず消化吸収に優れているためか、便の臭いが減りました。

なんといってもザナベレをあげると毛ヅヤが違います!それに、飽きっぽいニャンコが安定して食べてくれるのも嬉しいところ。うちの子はかれこれ2年近くリピートしています。

腎臓病を患っている愛猫なので、タンパク質を抑えたこちらのフードは欠かせません。実際負担が軽減されるのか、ザナベレをあげるようになってからは元気に過ごしてくれています。療法食は不味いようで食べてくれないので、ザナベレに助けられています。
このような嬉しい声の一方で、愛猫とザナベレの相性が悪かったケースもあるようです。
【悪い口コミ】

我が家のねこ様たちは食べてくれませんでした……人間の私が嗅いでも美味しそうな匂いだと思うのですが。好みの問題かもしれませんが、残念。

健康のためにはいいと思うのですが、うちの子はザナベレを食べるとお腹がゆるくなってしまうようです。見た感じ少々粉っぽい?のでそのせいかもしれません。成分や製法など安全性の面では満足しています。
どんなフードにも言えることですが、その子によって合う・合わないがあるようですね。
それでもほとんどの飼い主さんがザナベレの品質には納得している様子。
わが子の体質に合うのであれば、ぜひ試してみたいフードですね。
ザナベレはどんな猫にお勧めのキャットフード?ザナベレの評価をまとめてみました
ヒューマングレードの原材料をふんだんに使用した「ザナベレ」は、子猫から色々な身体症状を抱えるシニア世代まで様々なニャンコたちにお勧めすることのできるフードです。
とはいえ、ニャンコたちは食べものにはウルサイもの。
わが子が気に入って食べてくれるかどうかはケースバイケースのようです。
それでも、猫が罹りやすい泌尿器系、腎臓系の病気に特化したキャットフード「ウリナリー」は現在これらの病気に罹っている子から予防したい子まで、一度はトライしてほしいフードと言えるでしょう。