猫を一匹だけ飼っている人も多いかもしれませんが、一匹だけだと寂しそうだからと二匹目を飼う人もいるでしょう。
しかし、気付けば、三匹、四匹と複数の猫に囲まれて暮らしていたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
多頭飼い自体は全く問題ありませんが、複数いるからこそ気を付けたいこともあります。
ここでは、多頭飼いをしている場合のキャットフードの与え方や注意点についてご紹介していきます。
キャットフードお品書き♪
多頭飼いの時はそれぞれの猫の専用のお皿を用意してあげましょう!
猫を多頭飼いするときの基本となることは、お皿を分けてあげるということです。
もしかしたら大皿にみんなで仲良く食べている場合もあるかもしれませんね。
昔から野良猫にご飯をあげている光景を思い浮かべると、そうやって食べさせている場面も多いかもしれません。
しかし、そのようにご飯をあげると一匹一匹がきちんと食べているのかどうかを判断することが難しくなってしまいます。
食欲不振に気づいてあげられるのは飼い主さんだけなので、猫の食事チェックをするためにも、それぞれの猫のお皿はきちんと分けてあげた方がいいでしょう。
ご飯を取り合ってケンカをするなどということも起きにくいので、ぜひともお皿は別々にしてあげてください。
また、ご飯のはいったお皿を置きっぱなしにしていると、別の猫がつまみ食いしてしまうという可能性もあります。
皆がご飯を食べ終わった場合、食べ残している子がいたら、そのご飯をそのままにしておくのではなく、下げてしまう方がいいでしょう。
食べ残してしまった猫がまた欲しがった時にあげることで、誰がどのくらい食べたかを把握することができますよ。
キャットフードの種類が違う場合は部屋を変えるなどの配慮も必要!
猫によっては治療食を食べなくてはならない子もいるでしょう。
そんな時、違う猫のご飯をつまみ食いしてしまったり、違う猫が治療食をつまみ食いしてしまうなんてことがあったら大変ですよね。
ですので、こういったことがないように、部屋を変えてあげることも必要になってきます。
せっかく治療食を貰っても、病気の猫が食べてくれないと困りますよね。
それに、味の好みが分かれていて別々の種類のものをあげている場合、力の強い猫が横取りしてしまう可能性もあります。子猫や老猫においても同じことが言えますよね。
それに、肥満気味の猫のご飯をやせ気味の猫が食べてしまっても困ります。
こうしたトラブルを防ぎ、それぞれの体調管理を適切に行うためにも、ご飯の種類が違う場合は猫にご飯をあげる部屋も変えるという対策が必要になります。
猫たちが自分のご飯を問題なく食べられるように配慮してあげましょう。
一匹一匹の体調変化には気を配りましょう!
多頭飼いの場合、ご飯をしっかり食べたかというだけではなく、トイレの様子はどうかということにも気を付けた方がいいでしょう。
たとえば、尿や便に異変があったとしても、どの猫が不調なのかが分かりづらいという時もありますよね。
多頭飼いだからこその悩みでもありますが、猫がトイレをしていることに気づいたときに、さり気なくチェックしてみるというような心がけがあるだけで変わってきます。
猫が体調を崩している場合、ご飯を食べるときの様子や普段の過ごし方にも元気な時との明らかな違いがあるはずです。
顔つきが悪かったり、じっとしたままであるといった、いつもと違う様子が確認できるはずです。
多頭飼いしている場合でも、一匹一匹の様子をしっかりとチェックしてみましょう。
こうした変化を見逃さず、体調変化に気づいてあげるということも必要です。
ご飯をどのくらい食べたか、トイレの様子はどんな感じかといったことや、元気な時の猫と元気でない時の猫の様子をよく観察するクセをつけておくといいと思いますよ。
多頭飼いの時はキャットフードや排泄の状況にご注意ください!
たくさんの猫に囲まれて暮らす場合、キャットフードの与え方にはしっかりと気を配る必要があります。
一匹一匹のお皿を分けてあげたり、ご飯の種類が違う場合は部屋を変えてあげたりして、全ての猫が平等にご飯を食べられるように配慮しましょう。
それぞれの猫の体調チェックも毎日行うようにしてあげてくださいね。