キャットフード基本情報

キャットフードをローテーションで与える必要性や利点について

キャットフードをローテーション

「いつも同じキャットフードばかりで、飽きないのだろうか?」そう感じたことはありませんか?
実は、同じフードばかりでもそれが総合栄養食であれば、何の問題もありません。
しかし、それでも他のフードを食べさせたいならキャットフードのローテーションをするのもおすすめです。

キャットフードをローテーションで与える必要はあるのか?

結論から言えば、猫の場合は特にローテーションしなくても大丈夫です。
ずっと同じキャットフードを食べさせ続けても、普通は味に飽きることもなく、健康を損なうこともありません。

栄養バランスの良い総合栄養食の餌であれば、生涯同じものを食べさせ続けても問題はないでしょう。
ただし、キャットフードをローテーションすれば、さまざまなフードに含まれる栄養素を猫の体に取り入れられるメリットがあります。

また、食品アレルギーを持つ猫にとっては、キャットフードの種類を変えることでアレルギーを起こしにくい状態に導けます。
同じフードに含まれる同じ成分を摂り続けると、どうしてもアレルギーが起きやすくなってしまうからです。

ですので、何か健康に問題のある猫ちゃんにとっては、キャットフードのローテーションが必要になる場合もあります。

猫の食品アレルギーについて詳しく知りたい方は「猫の食品アレルギー症状と対策キャットフードについて」をご参照ください。

キャットフードをローテーションする頻度や期間について

愛猫のキャットフードをローテーションする頻度は、大体2、3ヶ月の期間に一度ぐらいがもっともおすすめです。
これには、新しいフードの影響が食べさせ始めて3ヶ月後ぐらいに出やすいことも関係しています。

たとえば、猫ちゃんがキャットフードを変えた際に下痢をするようになった場合、新しいフードが愛猫の体に合わないのだと分かります。
実際のところ、猫ちゃんのような動物は、体の中の血液が3ヶ月程度で新しいものに切り替わるようにできているのです。

健康に良い無添加のフードに切り替えても、その効果が出始めるのは早くても1ヶ月後です。
だからこそ、3ヶ月ぐらい同じ種類のフードを食べさせた方が、愛猫に合うフードがどれなのか分かりやすいのです。

他にも、キャットフードのローテーションの仕方には、いくつかの種類のキャットフードを混ぜ合わせて愛猫に食べさせる方法や季節ごとにフードを入れ替える方法などがあります。

ローテーションはどんな猫におすすめか?

同じ猫エサを食べさせ続けるとアレルギーを起こす体質の猫ちゃんには、キャットフードのローテーションが必要です。
あるいは、同じ種類のフードばかりだと、飽きて食べなくなってしまうわがままな猫ちゃんもいます。

自分の愛猫がそんなわがままな性格なら、最初から2種類ぐらいのフードを自宅に保管しておいて、1週間ごとに切り替えるのがおすすめです。
そのやり方なら、飽きやすい猫ちゃんでもしっかりエサを食べてくれるでしょう。

また、暑い季節には夏バテして食欲がなくなるような猫ちゃんもいます。
そのような愛猫にも、食べやすい気に入ったウェットフードなどをローテーションして食べさせてあげるといいでしょう。

ローテーションの良い点、悪い点など

ローテーションするメリットはいろんな栄養素を猫ちゃんの体内に取り入れられることが挙げられます。
例えば、Aのキャットフードにはない栄養素をBのフードを食べさせることで取り入れられるのです。

また、同じフードばかり食べさせることで起こる食品アレルギーも防げます。
さらに、猫ちゃんが年齢を経たために、シニアフードに切り替えたい場合にも、日頃からローテーションに慣れていればスムーズにいく場合が多いでしょう。

ローテーションするデメリットは、キャットフードを切り替えると、愛猫が摂取する栄養分が急に変化します。
そのため、猫ちゃんの胃腸が新しいフードを消化しきれずに、お腹を壊すことがあります。

そうなれば、嘔吐や下痢、軟便などさまざまな症状が出てきます。
お腹を壊しやすい猫ちゃんは、お腹の負担にならないような切り替え方をする必要があるでしょう。

また、猫にも好き嫌いがあるので、ローテーションして別のフードに変えても、匂いが気に入らないなどの理由で食べてくれないこともあります。
そうすれば、その種類のフードは購入していても無駄になることがあるのです。

ローテーションするかどうかは飼い主の判断による

実際のところ、総合栄養食のドライフードであれば、同じ種類のものを生涯食べさせ続けても大丈夫です。
猫ちゃんの栄養が偏ってしまって、病気になるような心配はありません。

しかし、「同じ物ばかりでは飽きるのではないか?」「もっと、他のエサも食べさせないと可哀想だ」と思う飼い主もいるようです。
もし、そんなふうに感じるなら、食事とは別におやつのフードを与えたり、副食のウェットフードを時々与えてあげるのもいいでしょう。

特に、食品アレルギーが酷い猫ちゃんでなければ、キャットフードのローテーションはあまり必要ないのです。
おそらく、同じフードを与え続けても、美味しく食べ続けてくれる猫ちゃんが大多数でしょう。

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