キャットフード基本情報

猫に与えるキャットフードの量と回数の目安について

キャットフードの量と回数

猫ちゃんに与えるキャットフードの量を、適当にしてすませていませんか?
実は、1日に必要となる猫ちゃんの摂取カロリーは決まっています。
簡単な計算をすれば良いだけなので、愛猫の健康を守りたいならぜひ正しく計算したフードの量を適切な回数に分けて食べさせるようにしましょう。
猫ちゃんが病気にならずに長生きしてくれるかどうかは、飼い主の努力にかかっているのです。

猫に与えるキャットフードの給餌量について

猫ちゃんを飼うなら、エサの与え方はとても大切な問題です。
もちろん、食べさせすぎも良くないですし、子猫やシニア猫の場合は年齢に合った量を与えなければ病気になってしまいます。

愛猫の健康を守るためには、1日に適切な量のキャットフードを必要な回数与えなければならないのです。
そのため、市販のフードのパッケージには、必ず正しい給餌量について書かれています。

しかし、その情報は一般的な例なので、あなたの愛猫に適切なキャットフードの量を調べるには、1日にどれだけのカロリーが必要なのかを計算してみる必要があります。その計算式は、下記のとおりです。

  • 猫の体重×1日に必要な摂取カロリー=1日に必要なエサの量÷食事回数=1回分のエサの量

基本的に、成猫だけでなく、子猫やシニア猫にもこのような計算式を使って、適切な1日の給餌量を計算できます。

猫の一日の食事回数や給餌量

で猫の一日の食事回数や給餌量を子猫、成猫、シニア猫の順番で見ていきましょう。

子猫の場合

子猫は、まだ消化器官が未発達なため、一度に多くのキャットフードを食べさせるのはあまりよくありません。
ですので、朝・昼・夕・夜と3回~4回に分けて1日分のエサを与えるのがおすすめです。

1日に必要なカロリーとしては、体重1キログラムあたり200カロリーで計算しましょう。
意外に思うかもしれませんが、子猫の方が発育の必要があるため、成猫よりも必要となるカロリーは多いのです。

ですので、子猫が0.5キログラムであれば、

  • 0.5キログラム×200カロリー=100カロリー÷4回=25グラム

となります。与える量は、その子猫用キャットフードが、100グラムで何キロカロリーになるかによっても違ってくるので注意しましょう。

成猫の場合

成猫であれば、1日に朝・夕2回に分けてキャットフードを与えても大丈夫です。1日に必要なカロリーは、体重1キログラムあたり80カロリーとして計算しましょう。

つまり、猫ちゃんの体重が4キログラムであれば、

  • 4キログラム×80カロリー=320カロリー÷2回=160グラム

となります。食べさせるキャットフードの100グラム分のカロリーを見て計算し、ちょうど適切と思われる量のフードを食べさせるようにしましょう。

シニア猫の場合

猫ちゃんも年齢を経ると、次第に消化器官が弱くなってしまいます。
ですので、子猫と同様に一日に3回~4回に分けて食事をさせる方が安心です。

シニア猫の場合は、成猫よりもちょっと少なく体重1キログラムあたり60カロリーとして計算しましょう。

愛するシニア猫の体重が5キログラムであれば、

  • 5キログラム×60カロリー=300カロリー÷4回=75グラム

となります。食べさせるべきなのは、もちろんシニア猫用のキャットフードです。
そのフードが100グラムで何カロリーになるのかを考えて、エサの量を調節するようにしてください。

体重によってもキャットフードを与える量は変わるので注意しよう

適切な一日の給餌量を計算するには、猫ちゃんの体重を知ることが不可欠です。
猫ちゃんの体重の計り方としては、飼い主が抱っこしたまま全体の体重を計り、その数字から飼い主の体重を引いてみるのがベストでしょう。

猫ちゃんが体重計の上でじっとしていることは少ないので、そのやり方がもっとも計りやすいと思います。
猫ちゃんが少し太ったり、痩せたりする場合もあるので、時々体重を計り直して正しい愛猫の体重を調べることをおすすめします。

それから、室内飼いであまり外に出さない猫ちゃんの場合、少し肥満ぎみのこともあるでしょう。
その場合は、食べさせるキャットフードの量を少し少なめにしてダイエットさせられるように工夫するのもいいでしょう。

猫のダイエットについては「ダイエットで長生き!上手なキャットフードの選び方と与え方」で紹介しています。

特に、運動不足の猫ちゃんは、あまりフードを食べさせすぎると体に良くありません。
うちの猫は運動不足だな、と感じるなら、やはり心もちフードの量は少なめにして与えた方が良いと思います。

猫ちゃんの健康を守れるのはやはり飼い主だけ

愛猫に必要な1日分のキャットフードの量を計算するのは、案外面倒かもしれません。
特に、数字に弱いタイプの方は、頭がこんがらがって、嫌になってしまう場合もあるでしょう。

しかし、愛する猫ちゃんの健康を守れるのは、飼い主だけなのです。
飼い主が適当にフードを与えるのは自由ですが、それによって愛猫が病気になってしまう可能性だってあります。

猫ちゃんが大好きで健康でいてほしいなら、やはり適正なフードの量は計算してから与えた方がいいでしょう。
愛猫が健康で長生きしてくれれば、飼い主としてそれほど嬉しいことはないからです。

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