猫ちゃんを病気にしないためには、何よりも免疫力を高めることが大切です。
日頃から、しっかり栄養が摂れる消化の良いキャットフードを食べさせることで、愛猫の免疫力は自然と高まります。
猫ちゃんの免疫細胞が多く集まる腸内の環境を良くする猫用サプリを飲ませるのもおすすめです。
キャットフードお品書き♪
免疫力を高めることで病気になりにくくなる
可愛い愛猫には、どの飼い主も元気で長生きしてほしいと願います。
ところが、病気にかかって早めに亡くなる猫ちゃんはたくさんいるのが現状です。
飼い猫の死因トップは、人間と同じようにガンです。2番目に多いのは、腎不全などの腎臓病となります。
愛猫をこうした怖い病気にしないためには、日頃から免疫力を高めてあげることが大切です。
免疫力とは、体内に病気のウイルスや細菌が入っても、感染しにくくする力のことです。
実は、悪性の腫瘍や内臓疾患も、免疫力を高めることである程度予防できるのです。
かしこい飼い主なら、猫ちゃんが毎日食べるキャットフードを厳選して、免疫力アップを狙っていきましょう。
免疫力はなぜ下がるのか?
ここでは、猫ちゃんの免疫力が下がる4つの原因についてお伝えしましょう。
精神的なストレスを与えると、活性酸素が増加して免疫細胞の働きを弱くしてしまうので要注意です。日頃から猫ちゃんをおもちゃなどでよく遊ばせてあげて、トイレの掃除もきちんと行えば、ストレスはだいぶ減らせます。
また、キャットフードの中の添加物が原因で愛猫がストレスを感じてしまう場合もあるので注意しましょう。
猫ちゃんの免疫細胞は、7割が腸内にあるといわれます。そのため、腸内環境が悪化すれば免疫力も弱くなりがちです。飼い主は、与えるキャットフードを調整することでも、腸内環境の良い状態を作り出せます。
そのため、猫ちゃんの食事のコントロールは病気にしないためにも大事なことです。
猫ちゃんの体にある免疫細胞は、加齢によっても次第に減少してしまいます。これは、ある程度仕方のないことといえるでしょう。
猫ちゃんには、猫免疫不全症と呼ばれる病気があります。人間のエイズという病気に似ているため、猫エイズとも呼ばれています。
猫エイズになれば、免疫力が著しく低下して、さまざまな病気にかかりやすくなります。
野良猫とケンカして噛み合ったりした後に感染しやすいので注意しましょう。
免疫力を上げてくれるキャットフードの特徴
では、猫ちゃんの免疫力を上げてくれるキャットフードには、どのような特徴があるのでしょうか?
ポイントは、下記の3つです。
猫ちゃんは、もともと肉食であるため、穀物を摂っても消化しにくいのです。腸内に穀物がずっと溜まっていれば、腸内環境が悪くなる原因になります。
人工添加物も、活性酸素を体内に生じさせるので摂らない方が良いでしょう。穀物も人工添加物も、猫ちゃんの体の免疫力を弱らせてしまうので要注意です。
猫ちゃんの体は、魚や肉などの動物性タンパク質を一番の栄養とします。そこで、キャットフードも魚や肉が主な原料になっているタイプが最適です。
質の高いキャットフードは、猫ちゃんの体の免疫力を高めます。
できれば、ビフィズス菌や乳酸菌の含まれるキャットフードを選ぶといいでしょう。さまざまな善玉菌は、腸内環境を整える作用があるため、免疫力アップにも役立ちます。
ハーブやローズヒップなどの植物エキスを含むフードも、免疫力をアップさせてくれる作用があります。
毎日与えるキャットフードで猫の健康維持を心がける
毎日の食事をどのキャットフードにするかで、猫ちゃんの健康を長く維持できるかどうかが決まってしまいます。
ですので、どのフードを選ぶのかはとても重要です。
できれば、消化が良くて栄養を吸収しやすいフードを選んであげるといいですね。
猫ちゃんの胃腸がもっとも消化しやすいのは、やはり動物性タンパク質でしょう。
だからこそ、肉類を主な原料とするキャットフードがおすすめです。
また、ローヤルゼリーやビタミンEを含む猫用サプリを飲ませるのも、猫ちゃんの健康維持に役立ちます。
猫ちゃんと末永く一緒にいるために
猫は病気になりやすい動物ですが、飼い主の心得次第で寿命を長くすることもできます。
まず、病気にしないためには、毎日食べさせるキャットフードを見直すことが先決です。
きちんと栄養のバランスが取れているかどうかは、飼い主がしっかりと考えてあげる必要があります。
もちろん、適度な運動をさせるために、キャットタワーや猫じゃらしなどのおもちゃを買ってあげるのもいいですね。
そして、愛猫の腸内環境が悪くならないように気を付けてあげることでも、病気に対する免疫力が高まります。
いつまでも、猫ちゃんとは楽しい家族であり続けましょう。