キャットフードご紹介

いなばが販売するドライキャットフードは猫に良いのか徹底解説

いなば

CMやペットショップでもおなじみのいなばのキャットフード。いい香りがして喜んで食べる猫も少なくありません。

けれども猫にとって消化に悪く、アレルギーを引き起こす恐れのある穀物を多く使用している点が気になります。猫の健康に対する意識が高い飼い主さんたちからはあまり評価されていません。

いなばのキャットフードの特徴

ペットショップなどでは定番のいなばの製品。猫用のおやつや一般食としてたくさんの猫たちに親しまれてきました。CMが印象的なのも特徴です。

まぐろだしの味がするものもあり、猫にとっては美味しいキャットフードのようです。原材料にチキンやポークなどの肉も使用しています。そのため猫が健康に生活するために必要なたんぱく質も補えそうです。

猫用のフードには「一般食」や「おやつ」と言ったものと、「総合栄養食」と呼ばれるものがあります。「一般食」や「おやつ」は普段の食事のトッピングに使ったり、あくまでもおやつの役割しか果たしません。それだけを食べさせていても栄養が偏ってしまいます。

「総合栄養食」はその名の通り栄養をバランスよく配合された食品です。必要な栄養素をしっかりと補うたに使用されます。

いなばの製品は猫用のおやつや一般食が主で、総合栄養食は

  • 「CIAO・ドライ(成猫用)
  • 金のだし・ドライ(成猫用)
  • CIAO・年齢別1歳までの~(仔猫用)

だけになっています。

猫の健康を考えるのであれば総合栄養食を選ぶようにしましょう。

いなばのキャットフードの原材料で気になる点

最も気になるのは原材料の表示の中で「穀類」が一番最初に書かれていることです。先頭に書かれているということはそれだけ含まれている量が多いということが予想されます。

いなばのキャットフードにはトウモロコシや小麦粉、コールグルテンミール、ふすまなどが含まれています。これらの穀物は猫にとって消化しにくく、お腹を壊してしまう原因になります。

また、アレルギーを引き起こす恐れもあります。すでに穀物アレルギーがあることが分かっている猫には与えないようにしましょう。今の段階でアレルギーがない猫であっても、食べさせ続けていると将来的に発症する可能性もあります。

猫のアレルギーについては「猫の食品アレルギー症状と対策キャットフードについて」でまとめています。

原材料に含まれている「ふすま」とは何かと疑問に思っている人も多いことでしょう。「ふすま」とは小麦の外皮部分の部分だけを取り出し、粉末状にしたものを指します。当然猫にとっては消化・吸収しづらく、アレルギーの原因にもなる食材です。

アレルギーが心配ならいなばのキャットフードは避けたほうがいい

いなばのキャットフードには猫にとってアレルギーの原因になりかねない穀類がたくさん使われています。もちろんアレルギー持ちの猫には食べさせることはできません。今後のアレルギーが不安な方は選ばないようにしたほうが無難です。

いなばの製品の中で、「総合栄養食」として販売されているものであっても、子猫には向きません。成長段階にある子猫にとって必要な量のたんぱく質や脂質を十分に摂ることができません。

シニア猫は消化能力が落ちてしまいます。そのため穀物がたくさん含まれたキャットフードは与えないほうがいいでしょう。いなばのキャットフードはシニア猫にも向きません。

子猫・シニアに最適なキャットフードについては
成長に必要なのはタンパク質!6ヶ月までの子猫にオススメのキャットフード
シニア用のキャットフードの選び方とは?質の良いタンパク質を使ったものを
をご覧ください。

いなばの口コミ

原材料で気になる点も多いいなばのキャットフードを実際に与えていた方の口コミを見てみましょう。

【良い口コミ】

いなばの口コミAさん
金のだし・ドライ まぐろだし味

開けた瞬間から、人間の飼い主でも「美味しそう」と感じる香りがしました。猫に与えてみたところ、嬉しそうに食べています。やっぱり美味しいのだと思います。

いなばの口コミBさん
金のだし・ドライ かつおだし味

食いつきがよくて、食べている姿も可愛いのでリピートしています。値段も手頃で家計には優しい。穀物が多いのは不安だけど……。

【悪い口コミ】

いなばの口コミCさん
金のだし・ドライ まぐろだし味

我が家の猫には不評でした。あまり進んで食べようとはしません。値段も安いし、CMでも美味しそうだったから期待していたのですが。

いなばの口コミDさん
金のだし・ドライ かつおだし味

やっぱり穀物が多いのは気になってしまいます。うちの猫はアレルギーなどはありませんが、いつ発症するか分からないので不安になって止めてしまいました。

因幡のキャットフードはどんな猫にお勧めなのか

含まれているたんぱく質や脂質の量が少ないため、子猫には向きません。穀物が入っていて消化がしにくいため、消化能力が衰えたシニア猫にもあまりおすすめではありません。

健康な成猫にはおすすめです。香りに誘われるのか、食いつきがいいと評判です。

いなばは総合栄養食よりおやつが人気

いなばは総合栄養食よりも一般食やおやつで広く親しまれています。おやつなどでは多くの猫から絶大な人気を誇っています。

CIAOシリーズの「ちゅ~る」などはあまりの人気で品切れを起こすほどです。開けた瞬間から香りを嗅ぎつけて猫が近寄ってきます。ペロリと食べてしまう猫もいます。

「ビューティフン」はペットフードの中では珍しい、特許を取得した商品です。うんちの臭いを抑えてくれます。

いなばのキャットフード評価|まとめ

ペットショップやホームセンターのペットコーナーで必ずと言っていいほど見かけるいなばの製品ですが、キャットフードは100%安全とは言い切れないようです。穀物が多く使用されており、猫の健康に害を及ぼす恐れがあります。

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